Purity of essence

文芸全般、主に映画と書評です

ブルシットジョブクソどうでもいい仕事の理論 第2章

ブルシットジョブの暫定分類

 

・取り巻き

雇い主の威光、権力を誇示するために雇われ、適当な仕事が与えられる

ドアマン、受付嬢など

 

・脅し屋

脅迫的要素を持った雇われ人

買わないと損だ、流行に乗り遅れるな、のような手段も含めて

欺瞞や虚飾に満ち溢れた仕事

テレマーケターやCM製作者などが該当する

 

・尻ぬぐい係

組織の構造的欠陥を穴埋めするために雇われる

著者によると、大学の自室の修理を頼んだら

「修理人は忙しい、すみません」と謝罪して回っているだけの人間がいたらしい

その人間を雇う金で修理人をもう一人雇えばいいだけなのに

 

・書類埋め係

やってもいないことをやったという証明するための仕事

何か不祥事が起きた時に、実際に修正や対応策を行うよりも、

「ちゃんと対応しました」と証明することのほうが重要であり、そのための書類を作成する人間が必要とのこと。企業コンプライアンスにもかかわっており、たいていにおいて書類仕事は増えていく

 

・タスクマスター

ブルシットジョブを生成、割り振る