Purity of essence

文芸全般、主に映画と書評です

個人投資家は無理に複利を狙う必要ないんじゃないかな

という気分になった

もちろん複利が宇宙最恐の力であることに異論はないし、インデックス投資が最良であることも事実なのだが

 

例えば年利1.05%で50年投資したとして

単利では約3.5倍

複利では約10倍

になるのだが、問題は

 

・50年間年利5%を維持できるか?

・そもそも50年も超長期投資計画を立てられるか?

・積み立てならさらに累計リターンは下がる

 

という点

100万を50年間複利で運用して1000万にする

30年かけて1000万ため込み、その1000万を20年間単利で運用して2000万にする

どちらが堅実かはわからないが、結果論として後者のほうが投資期間は少なくなる。

 

投資期間が短ければそれだけリーマンショックのような大暴落をスキップできる可能性も高いのではないだろうか?

10年に1度、大暴落がおきるとすると、50年で4回、20年で2回経験することになるわけだが、果たしてどちらが資産を守れるだろうか…